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店長の気ままにひとりごと

さりげなくすかした、紙

カテゴリー:紙の紹介 | 2013年01月26日

こんばんは、ヤエモンです。
突然ですが、「オニオンスキンペーパー」ってご存じですか?
昔からエアメールといえばこれでした。
その名のとおりの「タマネギの皮」のように一枚一枚が薄く、向こうが透けてみえるようなシャリシャリとした感触の便箋です。
軽い紙なので、何枚も書き綴るには重さも厚さもかさばらず、郵送料が高くならなくて好都合。
透かし模様も入っていて、ずっとお気に入りの紙でした。
お店でも取り扱いたいと思っていたのに、製造元の会社が製造中止をしたとのことで、残念ながら断念。
それでも高品質の証である「透かし模様」の入った用紙が欲しくて、「スピカレイドボンド」や「バンクペーパー」をA4の便箋サイズで店頭では販売しています。
この「透かし」は紙を漉く際に、模様の部分が薄くなるように工夫されています。
今度紙を透かしてみて下さい。
こんな感じで模様が入っているはずです。

rade

レイド(=縞)といいます。

そして所々、下にあるような↓紙の名前なども見つかります。
しかし、この透かし模様、用紙によっては模様にかからない部分もでてきてしまって残念ですが、品質に変わりありませんのでご安心下さい。
 spika_lade_bondbank_paper_bond

 
このように、紙を薄く漉いた部分で模様をつくっているものを「白漉かし」といいます。

他にも店頭で販売しているツバメノートにも透かし模様が入っています。
今は機械の都合でないようですが、昔はツバメの模様が入っていたようです。
見たかったなぁ。

ちなみに、お札に入っているような透かしは厚く漉いた部分と薄く漉いた部分の両方を使って模様をつくっていて、これを「黒漉かし」といいます。
「黒漉かし」は特別な許可がない限りは法律で使用してはいけないことになっています。

こういう自己主張はせず、さりげなくその技術を誇るその姿勢、好きですね。
紙に限らず、何でもブランドを主張せず、いいなぁと思ったら、さりげなくマークがついていて、どこの製品かわかる、なんていうの大好きです。