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店長の気ままにひとりごと

羊皮紙

カテゴリー:紙の紹介 | 2013年06月06日

こんばんは、ヤエモンです。
今日は「羊皮紙」という名の特殊紙のご紹介をいたします。
まずはDiPS.A店頭にあるものをご覧いただきましょう。

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本物の「羊皮紙」を模した特殊紙です。
では本物とはどんなものなんでしょう?
字のとおり、羊、牛、豚など動物の皮です。
パーチメントとかヴェラムなんて呼ばれます。
「羊皮紙」はむか~し昔、現在の紙の代わり、言葉を記録するもの、として使われていました。
印刷機もそうですが、聖書を記録するために考え出されたものなんですよね。
羊皮紙は、皮を水や消石灰に浸した後、ナイフを使って毛を取り除くという作業を経て作られます。
もちろん肉は食べますから、動物の全てを余すとこなく使ったということですね。
日本人も鯨の髭も油も肉も皮も全てを無駄なく使っていましたよね。
そうそう、イスラム教では豚の皮を羊皮紙としては使わなかったようです。豚を食べないですものね。

さて、話しがそれましたが、この本物の羊皮紙、実は現在も使われているそうです。
イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の結婚証明書は羊皮紙にしたためられているとのこと。
耐久性を含め、実用的な理由で羊皮紙を公文書で使用することがあるんだとか。
昔、聖書を1冊作るのに300頭も羊が必要だったというから、紙が使えるようになって良かったなぁと思いますね。

なぜ羊皮紙に執着したかと言いますと、昔、インターネットでパーチメントと呼ばれるタグを購入したらトレーシングペーパーに枠がついたような物が届き、
なんだこれ?どう使うんだ?ってずっとしまいっぱなしになっていることを思い出したからなんです。
ヴェラムだとかパーチメントなんていう言葉の響きに魅かれて、写真でもよくわからなかったのですが、購入してしまった私。
羊皮紙と呼ばれる特殊紙とも全然違いました。
ということで、今度DiPS.Aにご来店の際には、この羊皮紙という名の特殊紙もぜひご覧下さい。
雰囲気のある上品さを漂わせる紙として人気です。