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店長の気ままにひとりごと

記録をのこす

カテゴリー:ブログ | 2020年09月07日

こんにちは。
今から7年前、2013年の今日9月7日に東京オリンピックの開催が決まった日だったそうです。
それがまさかこんな年になるとは誰が予想したでしょうか・・・。

そんな9月最初の月曜日もむーんがお送りします。

今日は製品紹介です。

「貿易生活五十年余話 絹」という本です。
実は昨年「貿易生活五十年」という本を出版されていたのですが、その続編となります。
桐生織物の輸出促進のために横浜に会社を興した依頼者の祖父が今から約九十年前に書き記した記録だそうです。
百年近くも前の原稿ですので用紙も変色していたようですが、それらをすべてパソコンにて入力、入稿いただきました。
2巻合わせて約300ページもの原稿をとりまとめるという作業は想像を絶するものだったはずです。

今回の「余話」の原稿はコラム的なものが多いのですが、特に三章の「暮らしと絹」や四章「海外の蚕糸業」などは蚕糸業の歴史を知る上でもとても貴重な文献になるのではないかと感じました。
こうしたことを百年近く前から書き留めていたなんてすごい!の一言です。
この方(著者の祖父)がなんのためにこうして書き留めていたのかは知る由もありませんが、いまこうして日の目を見ることになったことは非常に意義のあることだと思います。
図書館にも寄贈されたそうですが、こうした本が業界の人たちや過去の産業を学ぶ人たちのために生かされるのではないでしょうか。
歴史的価値という意味においても非常に意義のある一冊だと言っても過言ではないでしょう。

「本をつくる」ということは同時に「記録をのこす」ということでもあります。
自分の生きた証であったり、世の中の記録であったりさまざまですがこうした記録をのこす、ということは後世に必ず生きてきます。
これからもそんな本の誕生のお手伝いをしていけたらと思います。
それではまた来週。