DiPS.A
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自分史全力投球

早いもので10月も半ば。10月3回目のマンデーもむーんがお送りします。
土曜日もここDiPS.Aは営業しております。
土曜日だけはシフト制で月に1~2回は出勤してます。
そんな土曜日、いつものようにFMラジオがかかっているのですが、結構好きな番組があります。
そう、福山雅治さんの番組です。
彼は同い年(彼は早生まれだけどね)。カッコいい男だなあと思って見てましたがそのギャップが激しいくらい面白い人間だということをラジオを通して知りました。
1ヶ月くらい前の番組でのこと。
リスナーからのお便り、そう「フツオタ」と呼ばれる普通のお便りを紹介していました。
そのリスナーの一家団欒のひととき、クイズ番組を観ていた父親が「俺も学生の頃はクイズ研究会でテレビ出てたんだよなあ」とポツリ。そんなこと知らなかったそのリスナー、軽いショックを受けたんだそうです。
福山さん、結構これに食いついて「いやあ、自分の親がどんな人生を送ってきたかって結構知らないもんだよねえ」と言ってしばし”自分の知らない親の歴史”について語っていました。
そしてその翌週もこれに触れ、「なんかさあ、朝日新聞で”自分史”っつうのを製作するサービスやってんだって。誰かつくんないかな」なんて言ってました。
おおー、福山さんの口から自分史だってさ。
いや、ホントにね自分の親がどんな人生送ってきたかを知ってる人って少ないんじゃないかなあ。
自分では大した人生送ってない、って言っても例えばさっきのクイズ番組出たことあるお父さんに驚いたように他人(家族)にしてみると大きな出来事だったりするんですよね。
やっぱりね、こういうこと残しておかないと。

話は変わって先週「自分史をつくりたい」とご夫婦で来店されたお客様がいらっしゃいました。
江戸時代まで遡って調べたそうです。
家系図もしっかりありました。この方、Excelでデータをつくって来ていました。
もちろん、そのつくったまんまのデータで印刷することもできます。
けれどせっかく形に残す本だから、と思いDiPS.Aで作成した事例を見せてあげました。
やっぱり体裁の美しさは当然といえば当然だけどこちらで作成したほうがいいです。
それぞれ比較のため見積を提示しましたが、検討の結果、作成からお願いしますということで決定しました。
自分史って本だけじゃなく、例えばビデオ自分史もアリだと思うし、ノートに書き綴って残しておくのも一つの方法です。むーんの母方のおじいさんは母に自分の生い立ちを話してそれをワープロで印刷してもらったそうです。おじいさん、喜んで手間賃ということで母に「お小遣い」をあげたんだとか。それも「きちんと本つくれたじゃん!」って思うほどの金額を。
でもそういう「自分史」もアリだと思うんです。
自分の歴史を残す、という意味だけを考えればクオリティというか出来映えも正直こだわらなくていいのでは、というのがむーんの考えです。
けれどもしっかりとした本をつくりたい、とお店に来たからにはやっぱりきちんとした本を提供する。
これは使命だと考えています。
装丁からすべて満足いけるようなものにして、「俺の自分史ができたぜ」と奥さんや子ども、孫などに胸を張って渡せる本。そんな本づくりのお手伝いをしていきたいと思っています。
ちょうど個人出版のことをもっと知って欲しいのでDiPS.AのWebサイトに個人出版のページを増設しようと準備しているところなのです。せっかく「本をつくる」んだったらやっぱりDiPS.Aに来て欲しい。そう思います。
ということで新しく入った自分史、たのきん全力投球(古)で頑張ります。
それではまた来週。

DiPS.A前橋まちなか店 2021年8月21日OPEN
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