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本の持つ、美しさ。

むーんです。

土曜日は東京ビッグサイトで開催されていた東京国際ブックフェアに行って来ました(AKB48の握手会もやってましたけどねっ)。

ブックフェアの目的は紀伊國屋書店の高井社長の講演。

現在書店の周辺では電子書籍であったり、Amazonに代表されるネット書店の市場進出で市場規模の縮小が顕著となっています。

けれども何よりも読書離れ。

これこそが深刻な問題だと話されていました。

まさしくそうですよね。ワタシたち社会人ももっともっと本を読みたいものです。

 

さて、それに関連したお話を。

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この本、実はワタシが20年近く前に(奥付を見たら1995年でした)携わった本で終戦50年を記念して製作されたものです。

この本は今でも大切に持っているくらい、ワタシの長ーい営業キャリアの中でも思い入れのある本のひとつです。

表紙の色はタイトルにもある通り、鈍色(にびいろ)といい、濃いねずみ色のことです。

この色には青春という人生で一番輝かしい時を戦争という重い時代で閉ざされてしまった想いが表現されているんです。

そして扉。

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対照的な桜色。

これは戦時中、海軍の人が最前線で戦う兵士さんのために日本から桜の枝を折って駆逐艦の冷蔵庫に入れ戦地に持って行った、という話から桜色に決めたんです。

泣けるじゃないですか。

前にも書いたのですが、本に使う紙の質感、色。カバーや見返しなどの装丁。

こればかりは電子書籍では表現されない部分です。

こうした部分にもドラマが詰まってるってことをわかってもらえたなら、本を読む楽しさも増えるかもしれませんね。

本作りにあたってはこうした装丁の相談を受けながら進行して行くのもとても楽しいものです。

お客様の話を聞き、「装丁はむーんさんにお任せするよ」なんて言ってもらえるくらいの域に達したいものです。そう、以前紹介した世界一美しい本を作る男、みたいなね。

 

本当はつい先日出来上がった本のことを取り上げたかったのですが、文章量がいつものごとく増えてしまったのでまた来週とします。

いやあ、本っていいですよね~。

ん?どっかで聞いたフレーズだな…、それではまた来週お目にかかりましょう。

今週もよい1週間でありますように。

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