アッシュです。
雨ばっかりですね。急に寒くなって、冬の空気です。
秋はどうしたんでしょう。ディップスの国道前のいちょうはまだ緑色なんですけれど…。
この時期は週末のイベントも盛りだくさんで、イベントといえば天候は良い方が望ましいですよね。
どうかこの雨が早く止んで秋らしい日が訪れますように！
さて、昨日はアーツ前橋での「ヒツクリコガツコリコ」展のプレビューを見に出かけてきました。
「ことば」を扱う「アート」ということで、詩の街まえばしならではの無茶振り？かとおもったら、そうでもなくて大変面白い展覧会でした。
深く考えてみればとても興味深い脳みそをフル回転させたくなるような展示…でも表面的に見たり聞いたり感じたりするだけでも充分楽しめる=子供も楽しめるかもしれないと感じる展覧会でした。是非多くの人に見て欲しいと思います。
現代アートは難しいという声を良く聞きます。
たしかによーく考えたり、ある程度の知識がないと理解できないものも多くあります。
でも、人間にはすべてを理解していなくても「体得する」ことができる力があります。
クリエイターが発したことをその通りに100％理解できるかできないかではなくて、自分なりに解釈して感じ取る。アートを観るということは、コミュニケーション能力を育ててくれるのではないかと思います。なんだこれ？！と思ったことに意味を見出し肯定することから始める。オノヨーコさんの「yes」みたいに。その上で、自分が好きな感覚や望ましい表現ではない場合は「違うな」と思えばいいことで、それでも自分が知っているのとは違う世界を感じることができたことはプラスになる…どこまえも前向きですが、そんな風に考えています。
最近、お店に初めてきてくださるお客様が続いています。嬉しいですね。そして、初めてのお客様が作りたいもの、想定しているもの、それをいかに上手に再現できるか、もしくはそれ以上のものにすることができるか…それは大変コミュニケーション能力のいるものなのです。だから是非「まったく興味がない」ではなくて、秋は美術館のひとつやふたつには出かけて、他人が発する感性に触れて自分がどう感じることが出来るか試してほしいのです。接客業の人には特に。
と、偉そうなことを書きましたが、全然分からないなーという展覧会も正直たくさんあります。
そんなときは選手交代。さっと別の作品の鑑賞にうつりましょう。
仕事もそうです。本当に相性がわるかったら無理しても負の連鎖です。案外他の人とならうまくいくかもしれませんよ(笑)。でも滅多に選手交代なんてできないから仕事って大変なんですよね…。
とりとめもなく書いてしまいました。
アート鑑賞はやっぱりいいなと思うこの頃です。
みなさん雨にも負けずよい週末を！
