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店長の気ままにひとりごと

活版印刷のカード作り

カテゴリー:活版印刷 | 2013年06月04日

こんばんは、アッシュです。

ディップスのオンラインショップでも、実店舗でも、オリジナル商品で一番人気なのが「活版印刷」の商品です。
今、いたるところで話題になっているということもありますが、やはり様々な工程が手作業で、仕上がったものも温もりと存在感があって、自分たちの商品ではありますが「とっても素敵」です。

今日は新しいカードを作ろうとここのところ取り掛かっている作業の一部をご紹介します。

まず色づくり。「重厚感のある赤がいいなぁ…」とインクを混ぜて作っていきます。
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「ちょっと黒が強すぎるのでは?!」と思いましたが、さすがヤエモンさん、伸ばすとちょうどよさそうな色になっていました。
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さて、文字を組んで刷ってみます…かみの毛一本の隙間や出っ張りでうまくいかないこともあるくらい繊細な作業だそうです。私は見てるだけ…
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刷ってみたらとってもいい感じです。
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完成時には文章の横に薔薇の花を添えるつもりです。
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実はこの言葉、星の王子様の中の一節です。

It is the time you have wasted for your rose that makes your rose so important
あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のためにひまつぶししたからだよ

「肝心なものは目に見えないものだ」というセリフとそのあとに続くこの一節が私は大好きです。「薔薇」にあたるものは人によって違うと思いますし、それが人だったりものだったり場所だったり…いろいろあっていいと思います。「wasted time」とか「ひまつぶし」という言葉が後ろ向きだととらえる人もいるかもしれませんが、私は「時間を費やした分だけ「情」が交わされて愛情も友情も人情も生まれる。それって当然だろ?」と、卑屈になったりあれこれ考えすぎてかえって辛くなっている時、つまり「肝心なもの」を素直に認められなくなっている時にふと我に返らせてくれるセリフだと思うのです。

なんだか簡単なことがややこしくなってしまいました。そうです、活版印刷のカードは素敵なんです!目に見えない想いや気持ちがいっぱい込められているのですよー!